中津終了のお知らせ

飲食店経営って難しいですよね。
問題は数え切れないほどあります。
でもやっぱり「人に料理を出してお金を頂戴する」ってのが根源にあると思います。
このところの原材料価格の高騰でこれまでの質の料理をこれまでの価格で
提供するのが厳しいのは解るけど、個人的には料理の質を「極端に」下げるくらいなら
100円値上がってくれてでもこれまでの質を落とさないで欲しい。
ただこれは僕個人の意見であってきっと世の大勢はそうじゃないんだと思います。
以上・以下はあくまで僕個人が思ったことなので「これが正しい」という訳ではありません。





たけうちうどん店に行ってきました。
店の前には5人ほどの列が。10分ほどして入店。
いつもならうどんを湯がくなり何なりするため「お時間よろしいでしょうか」と
聞かれるのですがこの日は聞かれませんでした。
2分と待たずに料理が出てきました。注文したのはいつもと同じとり天生醤油。
心なしかいつものうどんのツヤがない。
口にしてみるとよく冷えてはいるがやはりいつものツルモチ食感が薄い、
とり天に至っては表面はガリガリ、身も火が通り過ぎていつものジューシーさの
かけらもなくただただ繊維っぽくなった代物。
サクサクプリプリのとり天は何処へ。
大根おろしと醤油でごまかしながら食べたけど早々に限界が来て3分の2ほど残して退散。


大抵のものは食べるんですが、これまでとのギャップが凄過ぎたせいもあってか
あまりのショックにどうしてもこれ以上食べる事が出来ませんでした。
無言のメッセージは店主に届いたかな。


自分も飲食店(それもうどん屋)に勤める者として事情は察する事はできるけど
この差はあまりにも酷すぎます。
初めてのお客にどう感じられるのかは知りませんが、この内容の料理を提供し続ける以上
これまでのたけうちを愛してきた常連さんは確実に離れて行くと思います。


「うどんはその日の気温や湿度によって変わっちゃうから」とか
そういうレベルじゃありません。
ほんのわずかの差なら「たまにはこういう時もあるか」程度で済まします。
ただ今回の商品はちょっと手を抜いたどころじゃないものでした。



いつか元に戻ってくれる事を信じたいですがしばらく行きません。